今年の紅白総合司会は実力派「和久田麻由子アナ」 それでも“やらかし系”を望む声
今年の「NHK紅白歌合戦」の目玉は「マツケンサンバII」と“けん玉”だけ? 史上最低の視聴率を危惧する声もある。その上、なぜか2年ぶりに総合司会を務める、NHKのエース・和久田麻由子アナ(32)を心配する人もいる。
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発表された「第72回NHK紅白歌合戦」の出場者を見渡すと、いわゆるお馴染みの顔が少ないことに驚かされる。
紅組で2桁出場は、石川さゆり(44回)、坂本冬美(33回)、天童よしみ(26回)、松田聖子(25回)、水森かおり(19回)、Perfume(14回)の6組。
白組はさらに少なく、郷ひろみ(34回)、氷川きよし(22回)、福山雅治(14回)、ゆず(12回)、関ジャニ∞(10回)の5組だ。
AIの美空ひばりは望まないけれど、五木ひろし(50回出場)は辞退し、北島三郎(50回)、森進一(48回)、小林幸子(33回)も今はいない。民放プロデューサーは言う。
「Perfumeと関ジャニがベテランの域なのですから、演歌系がいなくなるのも無理ないでしょう。中高年視聴者にとっては、初登場のBiSHとDISH//の区別がつかないかもしれません。今年の紅白は、『マツケンサンバII』と三山ひろしの“けん玉”ギネス記録くらいしか見応えはないかもしれませんね」
となれば気になるのは視聴率だが、
「40%はおろか、歴代最低の数字を更新するかもしれません」
和久田アナVS桑子アナ
まだスペシャルゲストの発表だって控えているのに、ずいぶん厳しい見立てだ。
「スペシャルゲストによっては、一瞬だけ数字が上がることもあるでしょう。しかし、全体を通せば数字は下がるでしょうね。総合司会の和久田アナも心配ですね」
和久田アナといえば、「ニュースウォッチ9」のキャスターを務めるNHKの夜の顔である。朝の顔である「おはよう日本」の桑子真帆アナ(34)とともに、NHKのWエースとも言われ、18年の紅白から桑子アナと和久田アナが交代で総合司会を務めている。
「今年の東京オリンピック中継でも、開会式は和久田アナ、閉会式は桑子アナが担当するなど両女王と呼んでもいいでしょう。ただし、五輪中継の評価は明暗を分けました。和久田アナは安定したアナウンス力はもちろん、台湾の選手団が入場した際には『チャイニーズ・タイペイ』ではなく、敢えて『台湾です!』と紹介して評価されました。一方、桑子アナは、アーティスティックスイミング(シンクロナイズドスイミング)の日本代表が姿を見せると、『あー! マーメイドジャパン、“新体操”のみなさん!』と言ってしまいました」
ならば、和久田アナで問題ないはずだ。
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