好きな男性アナ1位は「藤井貴彦」 日テレの引き留め工作が思わぬ効果か
12月10日、オリコンが「第17回好きな男性アナウンサーランキング」が発表し、日本テレビの藤井貴彦アナ(50)が初の1位に輝いた。キャスターを務める「news every.」では、熱く誠実な語りかけが話題となり、コロナ禍でもっとも男を上げたアナウンサーといわれる。そんな彼が、同期の羽鳥慎一アナの殿堂入り(5連覇)を阻止しての栄冠だ。そこには、藤井アナの才能はもちろんだが、日テレの引き留め策が貢献したかもしれない。
***
速報羽生結弦との「105日離婚」から1年 元妻・末延麻裕子さんが胸中を告白 「大きな心を持って進んでいきたい」
藤井アナといえば、日テレを代表する人気アナであることは、デイリー新潮「日テレ『藤井貴彦アナ』、人気急上昇でスカウトしたいライバル局 起用したい番組は?」(2月14日配信)で報じた。その評価はさらに高まっている、と話すのは日テレ関係者だ。
「平日の夕方、毎日放送されている『news every.』の平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区:以下同)は10%超を獲得し、同時間帯では断トツの数字です。しかも、番組が終了する19時近くの視聴率は平均12~15%にもなります。そのため、日テレの19時スタートの番組は、高視聴率でバトンタッチされることになります。他局をリードして放送が開始されるため、日テレにはとても有利であり、日テレの視聴率三冠王を陰で支えているのは『news every.』、藤井アナと言っても過言ではありません」
そんな看板アナが、朝の情報番組「スッキリ」に代打MCとして登場したのは8月17日のこと。この週はMCの加藤浩次が夏休みを取ったためだった。
羽鳥さんおめでとう!
「藤井アナが『スッキリ』の代理MCを務めたのは初めてのことではありません。しかし、他の曜日が俳優の小澤征悦、タレントのウエンツ瑛士、芸人の近藤春菜や山里亮太だったのに対し、断トツの視聴率(7・6%)を上げたのが藤井アナでした。このことからも、社内では藤井アナの人気は本物だと改めて認識させられました」
この日は、藤井アナが日テレに入社してちょうど10000日という記念日だった。
「番組冒頭、小さな“くす玉”が用意され、藤井アナが紐を引くと、“祝 アナウンサー一〇〇〇〇日”という垂れ幕が出て、祝福していました。わざとこの日を選んだかのようでしたが、藤井アナはたまたまであることを強調した上で、こう言いました」
藤井:ですから、94年4月1日入社の皆さん! 27年4カ月とちょっとで1万日を迎えました。社会人1万日おめでとうございます!
――自分だけのお祝いにしないところが、藤井アナらしい。が、ここから話が少し逸れる。
藤井:ちょっと待ってくださいよ。ということはですよ!私の元同期、羽鳥慎一アナウンサーも一万日を迎えて、今どこかで頑張っていらっしゃるということですよね。
――いうまでもないが、羽鳥アナは裏番組「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日)でMCの真っ最中である。サブの森圭祐アナが割って入る。
森:貴彦さん、あんまり詳しいこというと、ちょっと六本木辺りがザワつきます。
藤井:そうですか。羽鳥さんもおめでとうございます!
[1/2ページ]