「佳子さまが27歳に」…結婚を加速させる「婚姻後も皇族の身分を保持すること」

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民間人として生きて行く

1.の場合、「皇位継承資格を女系に拡大することにつながるのではないか」との意見を踏まえ、その子どもは皇位継承資格を持たず、配偶者と子どもは皇族の身分を有しないことが考えられるとしている。

2.の場合は、いわゆる旧11宮家の皇族男子の男系男子の子孫に養子となってもらうこと、養子となって皇族となられた方は、皇位継承資格を持たないこととすることが考えられている。

 今回の報告書が出る前からすでに想定されていたことだが、報告書に「今上陛下から秋篠宮皇嗣殿下、次世代の悠仁親王殿下という皇位継承の流れをゆるがせにしてはならない」と言及されていることから、愛子さまが天皇になる可能性は限りなくゼロになった。

 担当記者に聞くと、

「それはその通りですね。ただ、それよりも佳子さまに関係するということで1.の論点が気になりました」

 どういうことなのか?

「早急に皇室典範が改正され、皇族女子は婚姻後に皇籍の身分を離れるという決まりが変更になることはないでしょうが、いずれそうなる可能性が出てきたと言えるでしょう。佳子さま、そして姉の眞子さんは秋篠宮さまから、結婚したら2人はこの家を出て民間人として生きて行く、と教えられてきました。もちろん佳子さまは、皇族数の減少はゆゆしき事態だと認識され、悠仁さまを支えて行きたいと考えられていますが、結婚しても皇族の身分でいるというスタンスでこれまで生活してこなかったことは事実でしょう」(同)

結婚は近いと噂されてきた

 万が一にも1.が早く実現した場合には、佳子さまの人生が軌道修正を余儀なくされる可能性があるわけだ。別の記者もこう語る。

「これまでも佳子さまの結婚は近いと噂されてきましたが、今回の報告書を受け、さらにそのスピードが加速するのではと見られています」

 よく知られるように、佳子さまは眞子さんの結婚に関して常に応援団的ポジションだった。

「お二人は何でも相談し合ってきた、いわば心の友。離れ離れになった今はスマホで連絡を取り合われていますが、それは隣にいて体温を感じる状態とは全然違います。コロナ禍のため実際に具体的に計画されているわけではありませんが、小室夫妻が帰国できないなら佳子さまが眞子さんに会うためにニューヨークに出かけることもあり得るだろうと指摘する宮内庁関係者もいるほどです」(同)

 佳子さまは2019年、国際基督教大学を卒業されるにあたって、

〈私は,結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています。ですので,姉の一個人としての希望がかなう形になってほしいと思っています〉とコメントされたことがあった。

「ご自身も『一個人の希望がかなう形』を想定されていることでしょう。眞子さんの結婚に際しては報道姿勢にも言及されていました。佳子さまは皇族であることに倦(う)んでいると言う関係者もいますね」(同)

 佳子さまは12月29日で27歳を迎えられる。

デイリー新潮編集部

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