「佳子さまが27歳に」…結婚を加速させる「婚姻後も皇族の身分を保持すること」

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悠仁さま以外に皇族がゼロという悲劇も

 安定的な皇位継承のあり方などを議論してきた政府の有識者会議は12月22日、最終的な報告書をまとめた。皇族数を確保する方策として、「女性皇族が結婚後も皇室に残る案」と「旧皇族の男系男子を養子に迎える案」が盛り込まれた。今回の報告書を受け、佳子さまの心中に変化が出てくるのではと指摘する声がある。

 報告書の内容をまずは紹介しておこう。

〈今上陛下から秋篠宮皇嗣殿下、次世代の悠仁親王殿下という皇位継承の流れをゆるがせにしてはならない。悠仁親王殿下の次代以降の皇位継承について具体的に議論するには機が熟しておらず、かえって皇位継承を不安定化させるおそれがある。悠仁親王殿下の次代以降の皇位の継承については、将来において悠仁親王殿下の御年齢や御結婚等をめぐる状況を踏まえた上で議論を深めていくべきではないか〉

〈悠仁親王殿下以外の未婚の皇族が全員女性であることを踏まえると、悠仁親王殿下が皇位を継承されたときには、現行制度の下では、悠仁親王殿下の他には皇族がいらっしゃらなくなることが考えられる〉

 様々な公務を担う皇族の立場を考えると、皇位継承の問題と切り離して、皇族数の確保を図ることが喫緊の課題だとして、

〈1.内親王・女王が婚姻後も皇族の身分を保持することとすること。2.皇族には認めらていない養子縁組を可能とし、皇統に属する男系の男子を皇族とすること〉

 と想定している。

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