10万円給付問題で鮮明になった岸田総理の“軸のなさ” 重鎮たちの影響から逃れられず
今月13日に開かれた衆院予算委員会で、18歳以下への10万円相当の給付について“現金一括も選択肢の一つ”と方針転換を余儀なくされた岸田文雄首相(64)。
大きな失策もなく、首相就任後3カ月といわれる“ハネムーン期間”を謳歌してきた岸田氏にとっては、初めての難局となった。
しかし、永田町周辺には、膨らむ一方だった“ご祝儀相場”に首を傾げる向きもあったという。
岸田派の中堅議員が言う。
「岸田政権は就任直後の支持率こそ低調でしたが、その後の衆院選でまさかの大勝。...