日本人はどこまでコロナにおびえるのか オミクロン株への“鎖国”を評価する異常さ(中川淳一郎)

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 政府の一連の新型コロナウイルス対策は「決められない」「後手後手」と批判され、その様子は映画「シン・ゴジラ」の大杉漣演じる優柔不断な総理大臣とその他閣僚を連想させる、とネットには書き込まれました。

 同作では総理の死後、長谷川博己演じる内閣官房副長官と竹野内豊が演じる内閣総理大臣補佐官がリーダーシップを発揮し、ゴジラを撃退するわけです。私には岸田文雄総理がコレに影響を受けたように感じられてならないのです。

 11月29日、オミクロン株(以下「オミ株」)の広がりを受けて、外国人の新規入国を11月30日から12月31日まで禁止すると発表。...

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