「菅前首相」が暴露本出版の日テレ記者に激怒 「喋ってしまった菅さんが悪い」の声
『孤独の宰相』
永田町界隈では、菅義偉前首相に食い込んだ記者が書いた書籍が話題になっている。本の中味が菅氏の逆鱗に触れたようなのだが、菅氏のスタンスを疑問視する声もあがっている。
話題の本は『孤独の宰相 菅義偉とは何者だったのか』(文藝春秋)。著者は日テレ記者の柳沢高志氏で、2015年5月にNY支局から帰国し政治部に配属。当時官房長官だった菅氏の担当記者となり、首相に上り詰め、退陣するまでの一挙手一投足を生々しく描いている。
社会部出身の柳沢氏はもともとは事件取材を主戦場としてきたそうで、政治部に異動した後、「官房長官って何をするのだろう?」などと同期入社の社員に尋ねる場面も出てくるほどだ。...