「林芳正」外相の後援会に職員を勧誘で「山口県副知事」を書類送検 背後に“県政のドン”
12月23日、山口県の小松一彦副知事(60)と、山口市の幹部職員2人が公職選挙法違反容疑で書類送検された。容疑の内容は、今年10月に行われた衆議院議員選挙に際し、山口3区から立候補した林芳正外相(60)の後援会に入るよう、職員を勧誘したというものである。県庁を舞台にした不正の背景には、地元で“ドン”と称される人物の存在があった。
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公平中立を求められる公務員は政治活動が制限され、中でも公務員がその「地位」を利用して選挙活動を行うことは禁じられている。...