ビートたけし、「情報7days」降板の理由は高額すぎるギャラ 若返りを図るテレビ局側の事情も

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「新ファミリーコア層」

 本誌(「週刊新潮」)がこの件についてTBSとたけしの事務所に取材を申し込んだのは12月13日。すると翌日、たけしは関係のあるネットメディア「NEWSポストセブン」に登場して降板の事実を明かした上、その理由は主に体力面にある、と述べた。が、実情は少々異なる。

「まず、たけしさんはギャラが高額なのです。あの番組が始まった当初のギャラは1本およそ500万円といわれていました。その後、テレビ局の広告収入減少の影響でたけしさんのギャラも下げられましたが、それでも1本300万円台後半くらいといわれている。単純計算で年間2億円ほどがたけしさんに支払われていることになります」(テレビ局関係者)

 何より一番の理由は、

「TBSは昨年、『ファミリーコア層』と呼ぶ13歳~59歳に向けた番組制作に舵を切ったのですが、今春からはさらに若返らせた4歳~49歳の『新ファミリーコア層』を重点ターゲットに設定。たけしさんはその層の視聴者には“求められていない”と局側は判断したわけです」(同)

 例の「愛人妻」に幻惑されて晩節を汚し、テレビからも消えゆくたけし。往年のファンが感じる寂寥感はいかばかりか――。

週刊新潮 2021年12月23日号掲載

ワイド特集「薄氷踏んで風雲急」より

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