ビートたけし、「情報7days」降板の理由は高額すぎるギャラ 若返りを図るテレビ局側の事情も
“暴走”しがちなビートたけし(74)を、TBSの安住紳一郎アナウンサーがなだめ、ブレーキをかける。常に世帯視聴率が10%を超え、同局の看板番組ともいえる「新・情報7daysニュースキャスター」での二人の掛け合いを楽しみにしている方も多かろう。しかし、それが見られるのは来年3月いっぱいまで。これまでにも取り沙汰されてきたたけしの降板がついに「決定」した舞台裏とは。
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12月11日に放送された同番組の冒頭、たけしはスタジオにあるアクリル板にもたれかかるような仕草をしてみせた。
安住アナ「どうされたんですか?」
たけし「『たけし、体壊して倒れた』っていうニュースが駆けめぐって。今重体になっているらしいんだ俺。冗談じゃないよ!」
安住アナ「本当のところ、どうなんですか?」
たけし「さっきまでゴルフの練習してた」
さらに、持ちネタ「コマネチ」のポーズまで披露し、
「今日、ゴルフ練習場の受付の人が目が点になってんの。『倒れたんじゃないんですか?』って。困っちゃった、もう」
と苦笑する。
そこにいるのは、自身に関するニュースを自虐的に取り上げて笑いを取る、いつものたけしだった。しかし、このとき述べた「冗談じゃない」というセリフには、“本音”が含まれていたかもしれない。
「1カ月前くらいから、たけしさんの降板が確定した、という噂がまた出回っていたのでTBSの関係者にぶつけてみたのです」
と、芸能関係者。
「すると、『本当だよ』と。来年3月いっぱいでの降板が決定している、とのことでした。常識的に考えれば、すでにたけしさん本人にもきちんと降板を伝えているはずです。タレントに対して降板を伝える場合、3カ月前に言うのが一般的。しかし、たけしさんのような大物に対しては気を使ってそれよりも前に伝えるのが普通です」
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