たけし「Nキャス」降板で安住アナはTBS「8階」に不信感 「局長待遇」の肩書きが泣く
12月18日放送の「新・情報7daysニュースキャスター」(TBS)で、来年3月いっぱいで降板を申し入れたというビートたけし(74)に、安住紳一郎アナ(48)が降板の理由を尋ねた。もっとも、たけしの答えは「来年になると後期高齢者。(午後)10時からの生放送は、申し訳ないけど体がキツい」というもので、5日前の発表と大差なかった。
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そもそも、たけしが「Nキャス」降板を明かしたのは14日のこと。この前日に「週刊新潮」が取材を申し込んだため、彼が連載を持つ「週刊ポスト」のWeb版である「NEWSポストセブン」で急遽発表されたわけだ。
15日のスポーツ紙各紙は、こぞって“たけし降板”を報じた。一番動揺したのは「Nキャス」で長年共演してきた安住アナだろう。民放プロデューサーは言う。
「おそらく寝耳に水だったんでしょう。ネット上では安住アナが“たけし切りに暗躍”なんて記事も見受けられましたが、たけしさんを切ったところで彼には何の得もありません。むしろ15日放送の『THE TIME,』を見る限り、TBS編成部への不信感があることは明らかでした」
15日の「THE TIME,」で、彼は4回にわたってたけし降板を語った。少し長くなるが安住アナの発言を再現してみよう。
詳しく聞きたい
【5:24】「バズったワード デイリーランキング」で6位に入った「ビートたけし」について語り始める。
安住:ビートたけしさんということで、こちらご覧ください。
――画面には、スポーツニッポン、デイリースポーツ、スポーツ報知、日刊スポーツに掲載された、たけし降板の記事が並ぶ。
安住:スポーツ新聞、出てますけれども、これは週刊誌のWeb版が報じたということなんですが、土曜日「ニュースキャスター」という番組、私も担当しているんですけれども。たけしさんが「自分の時間を他の創作活動などに充てたい」ということで、3月いっぱいで降板を申し出たという記事が出ています。土曜日の放送で私も詳しくたけしさんにお話を聞くつもりではいますけれども、私自身もこの記事を読んで知ることなどがありました。後は私からお話しできることとしましては、これを受けまして、今日この番組終わりで、8階で私、編成の人と話し合いをすることになっております。(スポニチの記事を指しつつ)私の話も書いてあるんですけど、ここで知ることも多くてですね、これからまた、この番組でできる話はお伝えしていきたいと思っています。
――ちなみに彼が指さしたスポニチの記事下段には、《番組の今後について、広報部は「終了の予定はありません」と来年4月以降の継続を明言。安住アナの出演についても「変更の予定はない」とした》とある。
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