「麻生太郎自民党副総裁」の失言癖をふり返る…次官セクハラ擁護、民度が違う、ナチスの手口に学べ
「半径1.5メートルの男」と呼ばれて
自民党の麻生太郎副総裁は政界で「半径1.5メートルの男」と呼ばれてきた。気さくなキャラクターに接すると魅了されることが少なくないが、そうでなければ無遠慮な振る舞いな不愉快な思いをすることを指している。TPOをわきまえない発言も枚挙にいとまがなく、16日の派閥の会合でその種の言葉を述べたと報じられている。改めて、関係者の気分を逆なでし、ときに国益を損なってきた失言癖をふり返ってみたい。
麻生氏は16日の派閥の会合で、今国会が行われている予算委員会について、「テレビで楽しく拝見している」「岸田さんの答弁が良いのか、新人の方々(大臣)の答弁が良いのか、それとも俺がいないから、安心して見ていられるのか」と述べ、笑いを誘った。...