なぜ今「アングラ演劇」人気が再燃しているのか 寺山修司、唐十郎作品が相次いで上演

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 1960年代から70年代にかけて、時代を背景にした独特の世界観で支持を集めたアングラ演劇。半世紀以上が経過したいま、再び人気に火がついている。

 演劇担当記者が解説する。

「アングラ演劇の巨匠といえば、『天井桟敷』を主宰した寺山修司と、かつて『状況劇場』を結成し、現在はその解散後に立ち上げた『唐組』を率いる唐十郎(81)の二人。この12月には、都内で四つの寺山作品と二つの唐作品の公演が予定されているんです。これまでも、あちこちで上演されてきましたが、ひと月に6公演とは異例です」
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