困窮離婚の「いしだ壱成」 あまりに問題が多かった俳優人生でも芸能界復帰はあるか

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いしだへの“不信感”

 川内さんは「いしださんと、最近なら原田龍二さん(51)、昔なら火野正平さん(72)とを比べてみれば、答えは明らかだと思います」と言う。

「不倫を報じられた原田さんはすぐに謝罪し、奥さまもサポートされました。火野さんも奔放な女性関係が世論から糾弾されましたが、交際した皆さんは私たちの取材に、火野さんの悪口を言うことは1回もありませんでした。翻って、いしださんが交際した女性は、彼のことをどう語ったでしょうか」

 2009年3月、二股交際の末、いしだと別れた女優は、雑誌「婦人公論」に手記を発表した。いしだは「自分に関する報道がある」ことを事前に彼女にも説明していたが、二股交際の内容については明言を避けていたようだ。

 同年3月6日のスポーツ報知は、婦人公論の報道を紹介し、《何もなかったら、ここまでの記事にはならないだろう。そう思うと残念ながら、もう、彼の言葉を信じることができなくて、私は家を出ることに決めました》という手記の一部分も引用した。

俳優としての実績

 確かに川内さんが指摘するように、原田の妻や火野と交際した女性が、彼らを常に擁護したのとはあまりに対照的だ。

 川内さんは、本格復帰できない根本的な理由として、「視聴者は、いしださんを演技のできる役者だとは認めていません」と指摘する。

「原田さんも火野さんも、スキャンダルが一段落すれば、俳優としての仕事を再開することができました。視聴者もスタッフも、役者としての2人の実力を認めていたからです。一方、いしださんがバラエティ番組で一時的に話題になったとしても、俳優としての仕事が復活するとは思えません。演技力がある、うまい役者だと視聴者が考えていないからです。むしろ視聴者は、いしださんは常に身勝手だったと呆れています。そうした悪いイメージを払拭するのは至難の業でしょう」

デイリー新潮編集部

2021年12月18日掲載

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