困窮離婚の「いしだ壱成」 あまりに問題が多かった俳優人生でも芸能界復帰はあるか
人気絶頂期の報道
いしだは「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系列・金・20:57)」や「ダウンタウンDX」(日本テレビ系列・読売テレビ制作・木・22:00)など、かつてバラエティ番組に出演したこともある。
Twitterでは、「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(テレビ朝日系列・毎月第4金・0:50)に出演すると予想する声が多い。
では改めて、いしだの半生を振り返ってみよう。世代によっては、彼が若手俳優としてトップレベルの人気を誇っていたことを知らない人もいるだろう。
日刊スポーツは1995年10月、連載記事「タイムリー人」で、いしだを取り上げた。記事のリードは、こんな具合だ。
《芸能界の2世俳優の中でいま最も光っているのはいしだ壱成(20)。13日スタートした野島伸司氏脚本のTBSテレビ「未成年」(金曜午後10時)で、初の連続ドラマ主演を射止めた。デビューわずか3年で、父親石田純一(40)に劣らぬ存在感のあるシンデレラボーイに迫る》
「壱成さんは、父親の純一さんが大学生だった20歳の時、学生結婚をした最初の妻との間に生まれました。彼が2歳の時に両親は離婚し、その後は母親に育てられました。彼の母親は“ヒッピー的”な感性を持っていたと報じられたこともありました。壱成さんは屋久島やアメリカのオレゴン州などで暮らし、15歳の時にはオーストラリアに1年間留学していました」(前出の芸能記者)
奔放な女性関係
92年にドラマデビューを果たすと、「ひとつ屋根の下」(フジテレビ系列・93年)、「君といた夏」(同・94年)、「未成年」(TBS系列・95年)、「聖者の行進」(同・98年)──など、たちまちヒット作の常連出演者となる。
芸能リポーターの川内天子さんは「中性的な魅力に惹かれるファンが多く、武田真治さん(49)と人気を二分していました」と振り返る。
「当時の売れっ子と言えば、俳優でも歌手でもアイドルでも、しっかりトレーニングを受け、完成された魅力でファンの心を掴んだものです。ところが、いしださんは従来の芸能界には存在しない、全く新しいキャラクターで注目を集めました。お母さんがヒッピーだったという報道が納得できるような、枠にとらわれない自由奔放な演技や発言に人気が集まったのです」
前出の日刊スポーツの連載記事には副題がついており、それは「父譲りの女好き」となっている。いしだの恋愛遍歴は、常に芸能マスコミを賑わせた。スポーツ紙の見出しだけをご紹介しよう。
◆いしだ壱成 「フライデー」に遠山景織子とのツーショット激写される(日刊スポーツ・94年12月2日)
◆いしだ壱成 坂井真紀との交際について結婚前向き発言、すでに同棲(同・96年1月19日)
◆いしだ壱成 7歳年上の女優とよた真帆と熱愛中 「FOCUS」がキャッチ(同・97年12月23日)
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