「いしだ壱成」困窮離婚 「ぼくと父は何か欠落」発言で振り返る「石田純一」のジェットコースター人生
「“同じ生き物”な気がします」と語る壱成
年の差は24歳、石川県で田舎暮らしを楽しんでいたはずのいしだ壱成(47)と女優・飯村貴子(23)と離婚していたことが女性セブンの取材で明らかになった。その中で父・石田純一(67)を超える3度目の離婚となったことに、「ぼくと父は何か欠落している。やっぱり“同じ生き物”な気がします。ダメなところが似ている」と語っている。欠落なのか否かは別として、石田純一もアップダウンの激しい人生を送ってきたのは間違いない。過去のインタビューから、「石田純一語録」を拾ってみた。(週刊新潮2016.03.17号などをもとに構成しています)
1980年代後半にトレンディ俳優としてブレイクし、1988年に女優の松原千明と結婚し、90年に後に女優となるすみれが生まれた。翌91年には「隠し子」としていしだ壱成の存在が明らかとなり、壱成は芸能界デビューする。
生き馬の目を抜く芸能界で確固とした地位を築いていたかのように見えた石田純一だったが、96年にモデル・長谷川理恵との交際が『フォーカス』に掲載される。その後に飛び出したのが「不倫は文化」発言だった。長谷川との密会が表ざたになった後、出かけて行ったゴルフコンペの12番ホールで、スポーツ紙の女性記者が近づいてきて、”不倫って許されないことですよね”と質問してきた。その際に出た「名言」である。
「『不倫は文化』を起点に、僕の人生は大きく変わってしまったけど、実は、失ったものもあれば、得たものもあるんです。これは美輪明宏さんに言われた言葉なんですが、“よかったじゃない。『不倫は文化』がなければ、今はただの年老いた俳優だったわよ”って」
[1/5ページ]