「THE W」オダウエダ優勝でSNSは大荒れ 戦犯は「アンガールズ田中」の根拠

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後味の悪いラスト

 この関係者も「リアルタイムで見ていましたが、優勝は天才ピアニストかAマッソのどちらかだと思いました」と話す。

「テレビ局の人間も、お笑いファンの意見と変わりありません。優勝候補のヒコロヒー(32)が敗退するなど、真っ当な審査で緊張感もある充実した番組展開になっていたと思います。それが最後で、残念ながら台無しになってしまった。生放送のため時間がなく、審査員の講評がなかったのも後味の悪いものでした」

 ネット上では「吉本興業に所属するオダウエダに審査員が忖度した」という指摘も散見されるが、天才ピアニストも吉本興業。説得力があるとは言いがたい。

「審査員の友近さん(48)はオダウエダに投票しました。植田紫帆さんがハゲヅラを被って熱演したことを、最も高く評価したような印象を受けました。私は彼女らしい投票だと思っています。一方、考え抜いた投票が裏目に出たと考えられるのが、アンガールズの田中卓志さん(45)です」(同・関係者)

事務所は激怒!?

 田中はAマッソと同じワタナベエンターテインメントに所属している。審査員は全部で7人だった。

 ヒロミ(56)とハイヒールのリンゴ(60)はAマッソ。久本雅美(63)とミルクボーイの駒場孝(35)は天才ピアニストに投票した。

 オダウエダの場合は友近と笑い飯の哲夫(46)。もし、田中が同じ事務所であるAマッソに1票を投じていたら、オダウエダの優勝はなかったことになる。

「自分と同じ事務所のAマッソに投票するのを嫌い、田中さんは『優勝はあり得ない』と判断したオダウエダに入れたのではないでしょうか。いずれにしても田中さんは、ワタナベエンターテインメントの上層部から怒られたと思いますよ(笑)。田中さんが素直に後輩に1票を投じていれば、Aマッソがスターダムに上がれたのは間違いありません。事務所サイドから言っても、イモトアヤコさん(35)が産休、ブルゾンちえみさんとして活躍していた藤原史織さん(31)がナベプロを去った今、喉から手が出るほど欲しいスターになったはずです」(同・関係者)

デイリー新潮編集部

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