“裏金騒動”を告発した自民・泉田議員に地元では悪評 「猜疑心が強く、ドケチ」

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 永田町で場外乱闘の幕が開いたのは11月29日のこと。自民党の泉田裕彦衆院議員(59)がツイッターで〈衆議院総選挙で、2~3千万円の裏金要求をされました〉と告発した“裏金騒動”である。その場に引き摺り出されたのは、泉田氏の地元・新潟県政界のドンこと星野伊佐夫県議(82)だ。

 要求されたのが「裏金」か「必要経費」か、日本中を巻き込む珍論争に発展したものの、真相は藪の中。だが連日、ワイドショーで“正義漢”に祭り上げられる泉田氏の周囲からは、けったいな逸話も聞こえてくる。

 新潟県知事を経て2017年に国政進出を果たした泉田氏は、京都大学法学部の出身。卒業後は、通産省(現・経産省)に進んだ。

 当時を知る関係者は、

「彼はどちらかというと目立たない存在。記憶にあるのは、よく親父ギャグを言って苦笑されていたことくらい……」

 モテるタイプでもなかったが、官僚時代に知人の紹介で結婚。その愛情表現は一風変わっていたという。

「奥さんについて恥ずかしげもなく“赤い糸を信じていた”“前世で一緒だった”と語り、プロポーズも“貧乏だけど、一緒にやっていこう”と高級官僚らしからぬものだったとか」(同)

 貧乏。それはしかし、直ちに清貧を意味するものではなかったようで、

「彼はとにかく“ドケチ”なんですよ」(地元関係者)

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