愛子さまの成年会見が延期された背景に小室圭さんの司法試験が 2月に報道が過熱することを懸念

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「両家の違いを痛感」

 12月1日、晴れて20歳のお誕生日を迎えられた愛子さま。お誕生日に際して公表された「お誕生日文書」では、「全ての方に感謝」「両陛下をお助けしていきたい」とのお気持ちがつづられていた。10月の結婚会見で結婚への批判を「誹謗中傷」と表現した小室眞子さん、そして11月のお誕生日会見で“小室さん批判”と捉えられかねない表現をされた秋篠宮さまとの対比が浮き彫りになった形だ。

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 さる皇室ジャーナリストは、

「10月26日の結婚会見で、眞子さんは結婚への批判を『誹謗中傷』『いわれのない物語』と表現し、ご自身と小室さんを支えた人にのみ謝意を表すなど、あたかも国民を敵と味方に二分するかのような物言いが目立ちました。その中ではご両親である秋篠宮ご夫妻、そして両陛下への感謝の言葉は皆無。だからこそ愛子さまの、批判を向けた人も含めた『全ての方に深く感謝』という、皇族のお手本ともいえるお言葉に、両家の違いを痛感してしまうのです」

 ちょうど前日の11月30日は秋篠宮さまのお誕生日でもあり、それに先んじて行われた会見では、

「特定の個人や団体を批判しないという“皇室の鉄則”を踏み越え、秋篠宮さまが『小室さんのトラブルが原因で結婚の儀式が行えなかった』という趣旨のお考えを展開されたのは大問題でした。そもそもこのようなお父上だから、眞子さんもご自分の結婚を応援しない人への批判を、気兼ねなく口にできるのでしょう」(同)

 すなわち、ご一家の教育に帰結するというのだ。

成年会見が3月に延期

「それは、秋篠宮さまの『娘の結婚が公と私というものに当てはまるのかどうか』『(眞子さんは)皇族でいる間は常に公的なものを優先してきている』といったご回答からも明らかでした。そのお考えはお子様方にも受け継がれ、佳子さまも2019年3月のICU卒業時に『結婚においては当人の気持ちが重要』『姉の一個人としての希望がかなう形になってほしい』と回答なさって物議を醸しました」(同)

 皇室に受け継がれる「無私の精神」を踏襲なさるご決意の愛子さまとは、まさしく対照的といわざるを得ない。さらに、小室夫妻が新天地へ移り住んでもなお、皇室は激震の“あおり”を受けているというのだ。

「本来ならば事前に収録され、お誕生日当日に解禁となる愛子さまの成年会見も、来年3月中旬に延期となりました。宮内庁は“落ち着いて質問のご回答を考えて頂くのに最適な時期”と説明していますが、ご成年から3カ月以上経っての会見はきわめて異例です」(宮内庁担当記者)

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