大減俸続出、育成再契約の乱発…不平等すぎる日本球界を変える“抜本的改革案”
日本シリーズも終わり、ストーブリーグの時期となったプロ野球だが、ここへ来てさまざま問題が浮上している。巨人は12人もの選手を育成選手としての再契約を前提に自由契約とし、その中には今年支配下に復帰したばかりの鍬原拓也や社会人出身のルーキー伊藤優輔、今年39試合に登板した田中豊樹が含まれている。また、ソフトバンクは、ドラフト5位ルーキー、田上奏大の自由契約を発表し、こちらも育成選手として再契約すると見られている。【西尾典文/野球ライター】
そもそも育成選手とは「連盟選手権試合(ペナントレース公式戦)へ出場可能な支配下登録を目指すため、野球技能の錬成向上およびマナー養成を目的とした選手の事を言う」とある。...