「K防疫のまやかし」から韓国人は目覚めるか 幼いナショナリズムが生む国家の蹉跌

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 世界一のコロナ対策と韓国人が誇ってきた「K防疫」。そのお膝元で感染者が急増、12月には医療崩壊も始まった。なぜ、国民こぞって「まやかし」を信じてきたのか――。韓国観察者の鈴置高史が解説する。

鈴置:韓国紙が社説で、文在寅(ムン・ジェイン)大統領自慢の「K防疫」批判に乗り出しました。コロナの感染者が急激に増え、入院できずに自宅で死亡する患者が相次いでいるからです。

 保守系紙、朝鮮日報の社説「文は『1万人に備え』と言うが、感染者が5000人を超え『医療崩壊』の危機に」(12月6日、韓国語版)から引用します。...

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