韓国で2人目のノーベル平和賞に執念を燃やす文大統領 「南北の終戦宣言」のために「北の誠意に報いない米国を挑発」
支持率は83%→38%
文大統領の任期は残すところ5か月。南北首脳会談直後に83.0%もあった支持率は、2021年12月1日時点で38%となり半分にも満たない。しかし大統領はまだ諦めていない。在任中に何としてでも南北関係の“発展”“前進”を目指しており、活発に行動を起こしている。仮に南北が終戦宣言を行うなら、金大中(キム・デジュン)第15代大統領に続いて韓国で2人目となるノーベル平和賞を受賞する可能性もゼロではない。現地在住・羽田真代氏のレポート。
2018年、「文在寅(ムン・ジェイン)大統領にノーベル平和賞を」と望む声が韓国内で高まっていた。...