秋篠宮さまが「小室文書」を手厳しく批判 会見であらわになった嫌悪感

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小室文書を論難

 あまりにも無情なお別れというほかない。

「あわせて『遠くに送り出されたお気持ちは』と尋ねたところ、『今は世界中どこに行っても連絡を取れる。顔も(リモートで)見られるのでいいのかなと思う』と、変わらず淡々とお答えになられたのです」(同)

 娘を送り出した寂しさよりも、ようやく発ってくれたという安堵が上回られたのであろう。一方で小室さんについては、先述の通り不快感をあらわにされており、

「決定的だったのは、関連質問の中の『どういうお考えで結婚の行事を行わない判断をされたのか』というくだりでした。これに秋篠宮さまは、『一つは(金銭)トラブルが解決しなかったこともあります』と前置きして、こう仰ったのです。『この春に“娘の夫”がかなり長い文書を出しました。それは確かに説明をしたということにはなるが、あれを読んでどれくらいの人が理解できるか。私個人の考えとして、あれを読んで皆がすぐに状況を整理して納得できるというものではないと判断し、行事は行わないことにしました』と……」(同)

 すなわち、4月に公表された28枚の「小室文書」を“非常に丁寧な説明で理解できた”と評した宮内庁長官とは180度、見解を異にしたことになる。「類例を見ない結婚」の元凶は小室さんにあるというわけで、今となっては“手遅れ感”が否めないものの、女性皇族の門出を台無しにした張本人であると論難なさったのである。

週刊新潮 2021年12月9日号掲載

特集「誕生日会見で『小室圭さん』を全否定 『放任教育の果て』を省みない『秋篠宮』」より

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