餃子無人販売「雪松」で代金が溢れるトラブルも、誰も盗まず 一風変わった新聞広告を出した背景
その店は看板に「餃子」と書いていなければ、コインランドリーと間違えそうである。店員はいないし、レジもない。店内で立ち尽くしていたら、カップルが入って来て冷凍庫から餃子のパックを取ると料金箱に千円札を突っ込んだのである。今流行りの餃子の無人販売だ。
読売新聞に一風変わった全面広告が掲載されたのは11月17日のこと。
〈「日本は、いい場所だね。」〉
〈児童養護施設に無料で餃子をお届けします。〉
大きな日の丸の左下には「餃子 雪松」とある。...