立川談志の長男が語る父の意外な素顔 「ハチャメチャな一方、根は純粋で真っすぐ」

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 型にはまらぬ物言いと、破天荒な振る舞いで知られた落語家・立川談志の死から10年。その人気はいまだ衰えず、11月21日の命日を前にして、複数の関連書籍や未公開音源などの発売が相次いだ。

 そんな不世出の噺家の長男で、一時はマネージャーも務めた松岡慎太郎氏(55)に話を聞いた。

「父は10年を経たいまでも、整理し切れないほどのものを遺しました。世の中から談志の記憶が薄らいでいく中、新たな談志像を知ってもらえればと世に出すことにしました」

 命日当日には、談志自身の自撮り映像や慎太郎氏が撮影した、通算千時間にも及ぶ未公開映像を元にしたドキュメンタリー番組も放送されている。...

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