好調「日本沈没」 SNSで上がる“原作無視”の指摘を考える 映画版の影響か?
「日曜劇場 日本沈没ー希望のひとー」(TBS)の視聴率がいい。10月期ドラマの中で断トツだ。第7話までの世帯視聴率の平均値は15.7%で、個人全体の平均値は同9.6%に達している。ところが「原作無視」と猛批判する向きがある。本当に無視しているのか。そもそもドラマは原作通りにつくらなくてはならないのか(視聴率はビデオリサーチ調べ)。
作家の故・小松左京さんが1973年に発表した小説『日本沈没』の物語のポイントは次の通り。
「田所雄介博士が日本沈没に気付き、それを唱える」「誰も信じない」「第2次関東大震災来る」「その後は地震が頻発」「やっと沈没を確信した政府が日本人の移住先探しに奔走する」
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