日向坂46、新センター「金村美玖」の実像 ギャグ不発で号泣の彼女を救ったお笑いタレント
2019年3月27日にメジャーデビューした日向坂46は、現在まで6枚のシングル曲をリリースしている。だが、10月27日に発売された最新曲「ってか」に、それまでの5枚中4枚でセンターを務めた小坂菜緒(19)の姿はなかった。体調不良のため活動休止となっていたからだ。
エース不在の非常事態に、「ってか」のセンターに大抜擢されたのが小坂と同じ2期生の金村美玖(19)だった。大人っぽいルックスが印象的な彼女は現在、女性向けファッション雑誌「bis」(光文社)のレギュラーモデルを務めるほか、ソニー損害保険のCMに起用されるなど、人気メンバーの1人である。
とはいえ、グループのファン以外にとってはまだまだ知られた存在ではない。そこで今回は新センター・金村美玖の経歴や趣味嗜好を紹介しつつ、その魅力に迫っていきたい。
02年9月10日、埼玉県生まれの現在19歳。身長163.5センチ、血液型は0型で、キャッチフレーズは「みなさん、美玖をお寿司(推すし)かない」。大好きなお寿司と“推す”をかけたこのフレーズはメンバーやファンからも好評。公式の愛称が“おすし”となっている(ほかには“みく”や“おみく”、“ミクティ”などの愛称がある)。
乃木坂46のファンであった兄の影響で同グループに興味を抱いた。ライブのDVDを観たことをきっかけに夢中になり、中学3年生だった17年夏に開催された“けやき坂46追加メンバーオーディション”に応募。同年8月13日、最終オーディションに合格し、けやき坂46の2期生として本格的に活動を開始したのであった。
金村の魅力を語るうえで欠かせないキーワードとしてまずは“芸術的才能に溢れている”ことが挙げられよう。中・高と吹奏楽部に所属しており、グループの冠番組「日向坂で会いましょう」(テレビ東京系・毎週日曜25:05~)ではアルトサックスを吹きながら“吹奏楽部あるある”という特技を披露している。また、コロナ禍のステイホーム期間中にはドラムを購入し、練習していたという。
小学生時代に絵画コンクールなどで受賞した経験があるため、イラストも得意である。今年1月14日放送の「プレバト!!」(毎日放送)で“スプレーアートの才能ランキング”に初挑戦した際、査定員の専門家から「10代でこのクオリティは凄いです。見事です」と“才能アリ”の評価を受けたほどの腕前なのだ。千原ジュニアや光宗薫らこの企画の常連たちを上回り、見事第1位に輝いた。このときに描いた作品は後日、新型コロナウイルスの影響により観光客が激減した伊豆を元気づけるため、伊豆急行線伊豆稲取駅のホームに広告看板として掲出されている。
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