トラスト・ミー「鳩山由紀夫」に似てきた…自民党から上がり始めた岸田外交に不満の声
スタートしたばかりの岸田文雄政権が早くも「言うだけ外交」と批判されている。追及の手は野党ではなく、自民党内や保守派といった「身内」からだ。言葉では同盟関係にある米国との関係は維持すると言い張りながら、中国との距離感も縮める姿勢には、トラスト・ミーと言って米国大統領を呆れさせた民主党の鳩山由紀夫政権時代を彷彿とさせるとの声も漏れる。
「このタイミングで外相が訪中すれば、国際社会に間違ったメッセージを送ることになる」。自民党外交部会長の佐藤正久参院議員は11月27日のBS番組で、林芳正外相の姿勢を強く牽制した。...