小室夫妻が暮らすマンハッタンの物価は「他地域の1.5~2倍」 治安に不安も

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「プリンセス・マコが買いに来てくれたら嬉しい」

 小室夫妻が住んでいると報じられたマンションを訪ねると、すでに複数の車が道端に停まり、望遠レンズのついた大型カメラを抱えて待機している。こうしたパパラッチのほか、ニュースを見てやって来たとみられる日本人らしき通行人が、1時間に2~3人ほど、スマホで玄関を撮影して去っていく。すでに「知る人ぞ知るスポット」になりつつあるわけだが、現地で尋ねると、例えば住まいから目と鼻の先にあるフランス菓子店は“日本の元皇族が引っ越してきた”と伝えるや、

「へえ、初耳だな。いいこと聞いた。うちのケーキを食べに来てくれるといいね」

 そう喜び、隣のブロックにあるリカーショップは、

「プリンセス・マコか。覚えておくよ。買いに来てくれたら嬉しいけど、コロナの影響で日本のウイスキーがいっこうに届かないから困ってるんだ」

拳銃発砲事件はほぼ倍増

 近隣はおおむね歓迎ムードのようだが、気がかりなのは治安である。前述の通り大幅に改善されたとはいえ、在NY総領事館のホームページによれば、昨年6月以降、市内では凶悪犯罪が急増。2020年に起きた市内の殺人事件は前年比44.8%増で、拳銃発砲事件はほぼ倍増している。

 加えて、コロナ禍でアジア人を標的にしたヘイトクライムも多発しているのだが、ちょうど新居の裏手には、NY市警の騎馬警官隊本部がある。ここに詰める警官に声を掛けたところ、

「夫妻のことは知らなかったけど、いいニュースを教えてくれた。治安は我々が守るから安心してほしい」

 安心して勉強に取り組めればいいのだが、2月の試験で雪辱を誓いながらも、傍らには眞子さんの1億円ともいわれる預貯金。当面は余裕があり、夫婦ともども息苦しい日本を離れて自由を満喫しているご様子だから、こんな状況で背水の陣を敷けるのかといえば、はなはだ覚束ない。

週刊新潮 2021年12月2日号掲載

特集「自由満喫 解放感でやはり合格は無理!? 『眞子さん・圭さん』摩天楼はバラ色か」より

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