インバウンド不況で店舗減 「ラオックス」が始めたアジア食品店の意外なターゲット

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 2009年に中国企業の傘下に入った「ラオックス」は、家電量販店から訪日外国人向け免税店へとシフトし、一時はインバウンド特需を象徴する存在となった。ところが折からのコロナ禍によって、店舗の休業・閉店が相次ぐ事態となっている。そんな同社が始める「アジア食品専門店」は果たして吉と出るのか。マーケティングアナリストの渡辺広明氏が取材した。

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 2020年のはじめに32店舗あったラオックスだが、現在は東京に5店舗、京都に1店舗を構えるのみ。...

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