大谷翔平が選ばれた「年間ベスト粘着物質検査」賞とは? 禁止粘着物質の検査に笑顔で協力

スポーツ 野球

  • ブックマーク

エンゼルスにいた“粘着物質作り名人”

 検査の影響だろうか、変化球を武器にする投手の中には、6月から急に調子を落とした者も少なくない。

 そうでなくても、この検査が導入された当初の投手たちは、不貞腐れたり、審判に楯突いたり、と観ていてあまり気持ちのいいものではなかった。

 しかし、我らが大谷は、検査を受ける際も笑顔で応じ、ときにはウインクすることすらあった。そんな彼の爽やかな振る舞いが“ベスト”と評されたのだが、

「実は、大谷が所属するエンゼルスにはかつて“粘着物質作り名人”がいたんです。さまざまな粘着物質を調合し、その投手に適した粘着物を作ってあげていたというからまさに職人です。バーランダーやコールといった敵チームの主戦投手すらも彼を頼っていたほど。その職人は昨年、利敵行為が球団にバレて解雇に。今は不当解雇だと球団を相手取り裁判している最中です」

週刊新潮 2021年11月25日号掲載

前へ 1 2 次へ

[2/2ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。