ゴールデンボンバー“生みの親”事務所会長の激しすぎる離婚訴訟 なぜ夫妻は鬼龍院を養子に? 両者の言い分を聞いた
ローマ字で書かれた「謝罪文」
「どうしたら許してくれる?」とすがる木村氏が自ら提案してきたのが「謝罪文」だった。16年5月に作成されたこの文書も裁判に証拠として提出されている。
〈ワタシ ワ キムラトシヒコ デス ワタシ ノ オクサン ハ 4ネンカン ヨイ オクサン デシタ〉
元がローマ字で読みづらいので、続きは日本語に直した文章で読んでいただく。
〈私の奥さんは何でも頑張りました。部屋はいつもきれいでご飯はいつも美味しかったです。でも私は他の女と何回も食事に行きました。奥さんが泣いてお願いしても関係なくしました。私は内緒でメール電話しました。奥さんに朝浮気しないと約束しましたがお昼に20歳の女子生徒と食事をしました〉
過去の“浮気”についても、しっかりぶり返らされている。
〈私の付き合いの中に会社員の女の人もいました。生徒の20歳の学生たち、ただの売春。私は会社の休みの時間に会社の隣で借りたマンション何回も彼女とHやりました〉
麻布警察署に逮捕された
この後も長々と木村氏の“悪事”の告白が続き、最後はこう締めくくられている。
〈この紙書いた全部自分です。誰でも書きなさいって言わなかった。だからどこでも奥さんこの紙出して警察でも裁判の中でもこの紙は有効です〉
まさに“無条件降伏”を受け入れるような文書だが、この文書を作成した後も木村氏は懲りなかったというのだ。カリーナさんが続ける。
「それから1年くらいは何もありませんでした。けれど、ある時、彼がまた女性とスカイプをしているのに気づいたんです。それがきっかけで朝から大ゲンカに。ただ、その時の彼は、これまでとはまるで違いました。私が泣き叫ぶと、携帯で録音をし始めた。だから私も浮気の証拠を抑えようと、彼の携帯電話とパソコンを奪い取って隠した。すると彼は警察を呼ぶという。『どうぞ呼んでください』と。そうしたら本当に麻布警察署の署員が20人くらいやってきて、私は傷害容疑で逮捕されてしまったのです」
[3/6ページ]