坂ノ上茜が語る「町中華で飲ろうぜ」舞台裏 豪快な飲みっぷりの理由は

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「もともとお酒は好きなんですよ。一人で赤ちょうちん系のお店に飲みに行くこともしばしばで、行きつけの居酒屋もあるほど。カウンターに座ってチビチビやるんですが、たまたま隣り合わせたお客さんと乾杯したり、日本酒をご馳走になったり。見ず知らずの方との一期一会のふれあいは、酒場ならではですね」

 BS-TBSで放送中のグルメ番組「町中華で飲(や)ろうぜ」に出演中の女優・坂ノ上茜(25)が、中高年を中心に人気を集めている。「町中華」とは、個人が経営する地域密着型の中華料理店のこと。毎回、その“伝道師”として見せる、豪快な飲みっぷりがウケているのだ。

「ロケに出る日が近づくと、“どんな料理を頼もうかな”とか“瓶ビールの銘柄はどこだろう”って考えたり。実際にお店を訪問して、扱っているビールが私の好みの銘柄だとテンションが上がります。ロケでは店主やそのご家族がこだわりを持つ料理や、何世代も続く店への思い入れを伺うことも勉強になりますね」

 店に入ればジョッキに注がれた生ビールでも、手酌でコップに注いだ瓶ビールでも、迷うことなく一気に喉に流し込む。ほんのり頬は赤らむが、それでも酔いが回ることはないという。

「そこはお仕事ですからね。現場ではとにかく、私自身が視聴者の代わりに楽しむことを心がけています。以前、情報番組のリポーターを務めていた時に“お店や料理の情報はテロップでフォローできるけど、現場の楽しさや嬉しさはリポーターにしか伝えられない”と教えられまして。意識しているのは、料理の感想より、説明が多い食レポみたいにならないこと。それから笑顔を絶やさないことかな」

週刊新潮 2021年11月18日号掲載

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