渋谷区の好立地なのに1700万円のマンション 破格の理由は大量の謎ルール

国内 社会

  • ブックマーク

 東京・京王線の幡ヶ谷駅から徒歩3分の好立地に、そのマンションはある。古びてはいるが南欧風の造りはオシャレと言えなくもない。名前は「秀和幡ヶ谷レジデンス」。1974年に建てられた戸数300の分譲マンションだ。ただ、異様なのは周りに有刺鉄線が張り巡らされ、複数の監視カメラが来訪者を睨んでいることだ。

「あそこは他のマンションと違ってさまざまな制約があるんです。だから、事情を説明すると契約が白紙になることが少なくありません」

 とは、同じ渋谷区内の不動産業者。...

つづきを読む