羽生結弦のケガは軽傷? 専門家が分析、12月の全日本選手権で復活か

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 やはりこの人への期待が、近づく北京五輪についても、一番高いのではないか。羽生結弦(26)。ところがNHK杯を前に、よもやの右足靱帯損傷。北京への期待は、そもそも出場できるのか、という懸念に変わってしまったが――。

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 平昌まで五輪2連覇中の羽生に、期待するなというのが無理な話で、3カ月後の北京を占う意味でも、今月12~14日のグランプリシリーズ第4戦NHK杯が注目されていた。そこにまさかの報告であった。

「練習中に転倒し、右足関節外側の靱帯を損傷。右足首を痛めるのは、ここ5シーズンで3回目。今シーズンはまだ一回も試合に出ないのに」(スポーツ紙記者)

 フィギュアスケート評論家の佐野稔氏は、

「日本スケート連盟が、ケガの詳細を明らかにしていないので、現状では負傷の程度がわからず、正直なところ、まずは不安です」

 と顔を曇らせながらも、こう続ける。

「ケガの程度を知っているのは、羽生選手と非常に近い人に限られるでしょうし、この先もなかなか公表しないでしょう。現に、平昌五輪の際も、開幕前の11月に、今回と同じ右足関節外側靱帯を損傷し、回復しないまま、かなり強い痛み止めを飲んで試合に臨んだようですが、その事実も大会後に知らされました。ただ、これまでも羽生選手は何度もケガを経験し、そのたびに復活しました。平昌でもケガをしたまま、ぶっつけ本番のような形で臨みながら、金メダルに輝いた。どんな逆境に陥っても負けない強い精神力がある羽生選手は、これまで期待を裏切ったことがないんです」

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