「金爆」2度目の女性スキャンダルでピンチ メンバーが不祥事を起こしたグループのその後を考える

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業界が慌てたSMAP

「ボーカルのつんく♂が声帯を失ったことで活動休止となっているシャ乱Qの場合、98年にベースのしゅうが未成年女性への暴行が発覚して脱退。バンドも一時活動中止となりましたが、その間にメンバーはソロ活動を行いました。つんく♂がモーニング娘。のプロデューサーとして、より専念することができたとも言われています」

 アイドルグループの場合は、

「国民的アイドルSMAPは2度の不祥事に見舞われています。01年、駐車禁止の場所に車を停めていた稲垣吾郎は警官に免許提示を求められるも、車を発進させようとしたとして道路交通法違反(駐車禁止)と公務執行妨害(のちに不起訴)で現行犯逮捕され、活動自粛しました。09年には、草なぎ剛が都内の公演で泥酔して全裸でいたところを公然わいせつ容疑で現行犯逮捕(起訴猶予)されました。警察が家宅捜査したこともあり、クスリでもやっているのではないかとウワサされましたが、本当に泥酔していただけだったとわかって、ひと月ほどの活動自粛で済みました。被害者がいなかったこともあり、彼らのレギュラー番組がなくなることはありませんでした」

 一方、同じジャニーズのTOKIOの場合――、

TOKIOと純烈の違い

「ベースの山口達也は、11年に車線変更禁止区域で車線を変更したことで警察に止められ、免許を提示すると期限切れ(不起訴処分)だったことが発覚。謝罪会見も開きましたが、それほど大きな問題にはなりませんでした。18年に女子高生に強制わいせつをはたらいた容疑で書類送検(起訴猶予)されたことで、無期限謹慎処分となり、レギュラー番組からも降板。そのままグループ脱退、事務所とは契約解除となりました。TOKIOはバンド活動が続けられなくなり、ボーカルの長瀬智也も退所。現在は残った3人は株式会社TOKIOに移籍となりました。やはり被害者がいると、その後の活動は難しくなるのでしょう」

 おばさまたちのアイドルも同様だった。

「19年、ようやく全国区の人気となった純烈でしたが、メンバーの友井雄亮は交際女性へのDVなどのスキャンダルが報じられると即座に脱退、芸能界引退を発表しました。早めの脱退はグループへの影響を最小限に抑えました。ただし、脱退するメンバーが中心人物や人気者、グループの顔的な存在だったりすると、脱退が必ずしも最善策とは言えません。友井はそういった存在ではなかったために、純烈は今も順調に活動できるのだと思います」

 メンバーの1人ならまだしも、複数のケースもあった。

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