「金爆」2度目の女性スキャンダルでピンチ メンバーが不祥事を起こしたグループのその後を考える
ゴールデンボンバー(金爆)の不祥事が、また発覚した。今年9月に報じられたボーカル(Vo-karu)鬼龍院翔の二股疑惑に続いて、今度はベース(Be-su)歌広場淳の不倫・中絶報道だ。鬼龍院はニコニコ生放送のレギュラーバラエティ番組で罰ゲームを受けて、問題が大きくなることをなんとか回避した。ところが、今回はそうはいきそうにない。歌広場のバンド脱退も噂されている。
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金爆とはボーカルを除くメンバー全員が演奏をしない、エアギターならぬエアーバンド。「NHK紅白歌合戦」には12年から4年連続、それも4回とも「女々しくて」の1曲だけで出演し続けた、変わった記録を持っている。曲の良さに加え演奏しないメンバーのパフォーマンスがウケたためだ。
中でも振り付けと煽りを担当する歌広場のスキャンダルは根が深いと話すのは、業界関係者だ。
「報道の事実を認めた歌広場は、自身の活動自粛を発表していますが、金爆のクリスマスライブも公演中止になりました。鬼龍院の件があって、2人目ですからね。特に歌広場の場合は、罰ゲームや謝罪で済むレベルの話ではありません。本人のみならずバンド活動も控えることになりそうです。当然、メンバーのソロ活動も難しくなるでしょう」
白塗りのドラム(Doramu)樽美酒研二は、運動神経の良さを生かして12年から「SASUKE」(TBS)に出場している。近年は大晦日に放送されているが、今年はどうなるのか。
メンバーチェンジで復活したDA PUMP
「昨年も出演していましたね。今年も既に収録が行われたはずですが、彼も呼ばれていると思います。歌広場の報道があったのは『SASUKE』収録後でしょうから、彼の出演シーンはカットされるかもしれません」
バンドの音には関係のないエアバンドでも、メンバーの不祥事がグループ活動に影響するのである。振り返れば、メンバーの不祥事により活動自粛となったグループは数多ある。
「例えば、『U.S.A.』の大ヒットで復活したDA PUMPもそうですね。彼らはもともとISSAを中心とする沖縄出身の4人組グループでしたが、05年にメンバーのSHINOBUが酒酔い運転で現行犯逮捕され本人は活動自粛。他のメンバー3人がレギュラー出演していた番組で謝罪し、グループとしても一時活動を休止しました。そのままSHINOBUは脱退することが発表され、3人で活動を再開しましたが、メンバーを再編成。デビュー時のメンバーはISSAだけとなりましたが、今年も『Dream on the street』がオリコン週間ランキングで1位を獲得するなど6人で活動を続けています」
禍転じて、というパターンもある。
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