「柄本明」「佐藤B作」「笹野高史」50年来の旧友が舞台で初共演 現在も続く交友

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揃って飲みに出ることも

「三人の付き合いはその後も続き、いまでも互いの舞台を見て感想を述べ合ったり、揃って飲みに出るなど親しい交友が続いています。ですが、柄本と笹野は映画『男はつらいよ』や『釣りバカ日誌』で何度も共演しているものの、佐藤を含めて舞台で共演する機会はなかった。会見で柄本は“古い友人・戦友の笹野、佐藤をはじめ、同窓会のようなメンバーが揃いました”と笑顔を見せていました」

 そもそも、この共演は柄本の発案で実現したという。演劇担当記者が解説する。

「進んだ道はそれぞれでも、あの三人には貧しい青春時代を支え合った“同じ根っこを持つ役者同士”という意識がある。柄本からの誘いには、佐藤も笹野も二つ返事で応じたそうですよ」

 半世紀を経て個性派俳優が揃い踏み。予想外の“化学反応”が見られるか。

週刊新潮 2021年11月18日号掲載

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