【カムカムエヴリバディ】3週目で早くも見せ場…安子と稔の恋にみる藤本脚本の奥深さ
NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)が放送開始から3週目で早くも序盤のクライマックスを迎えた。ヒロインで和菓子屋の娘・橘安子(上白石萌音、23)と、繊維会社の御曹司・雉真稔(松村北斗、26)の恋が決着する。物語はスピーディーに展開しているものの、見応え満載。向田邦子賞作家・藤本有紀さん(53)の脚本が光る。
「カムカムエヴリバディ」は見せ場のつくり方が抜群にうまい。その上、進行がスピーディーだから、まだ放送開始から3週目とは思えないくらい。...