細野豪志は静岡県連に所属できない? 元後援会長が明かす過去の不義理
細野豪志衆院議員(50)も大臣の目が見えてきたのかもしれない。二階派に属し、紆余曲折の末、自民党への入党が認められたのだ。
無所属で臨んだ今回の衆院選では、自民党の吉川赳衆院議員を6万票以上の大差で破った。吉川氏は比例東海ブロックでかろうじて拾われたものの、力の差は明らか。吉川氏に訊くと、
「結果を見ればコメントできることはないと思います」
同郷で細野氏の高校の先輩にあたるジャーナリストの田原総一朗氏が言う。
「東日本大震災の前から交流がありますが、本人は原発担当大臣だったころから“この国をどうすべきか”について、強い関心を寄せていました」
さらに、
「立憲民主党が自民党の批判ばかりして、この国のビジョンが見えないのが、自民党入党の理由だと思います。僕は彼に“執行部に言いたいことを言え”と伝えていたので、そうしてほしいですね」
と細野氏にエールを送る。
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