落合博満、秋山幸二、糸井嘉男…世紀の“大型トレード”はこうして成立した!

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2年連続三冠王の放出

 2021年シーズンも終わり、トレード戦線が本番を迎えたが、時にはチームのイメージを一新するため、主力同士の大型複数トレードが実現することもある。野球ファンを驚かせた、球史に残る「大型トレード」を振り返ってみよう。

 1人の選手に交換相手が4人という“前代未聞のトレード”が成立したのが、1986年オフ。ロッテ・落合博満と中日・牛島和彦、上川誠二、平沼定晴、桑田茂の1対4トレードである。2年連続三冠王の放出という普通ならあり得ないトレード劇は、シーズン後、稲尾和久監督が実質解任されたことから始まった。...

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