共産党との関係を解消しない限り政権交代は不可能か 立民が支払った代償とは

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 野党共闘という甘い夢に酔い痴れ、「禁断の果実」を口にした立憲民主党が、惨敗という予想外の結末によって窮地に立たされている。いまだ革命の夢から醒めぬ共産党。その票ほしさに政権交代のチャンスをドブに捨てた野党第1党。

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“勝者なき戦い”と評された今回の総選挙だが、“敗者”が存在しなかったかといえば話は別である。

 メディア各社による事前の世論調査で、単独過半数割れの危機が取り沙汰された自民党は、絶対安定多数となる261議席を獲得。...

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