フィリピン副大統領が「選挙で票の売買はOK」と発言 パッキャオも既に1人1000ペソ配った?

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 2022年5月に実施されるフィリピンの大統領選は、主な立候補者の顔ぶれが出そろった。年明け2月からはじまる本格的な選挙運動を前に、アピール合戦や非難中傷といった前哨戦とともに、最終的な候補確定に向けた合従連衡の動きが、日に日に激しくなっている。

 そんな中、地元テレビ、新聞、ネットなどの現地メディアを賑わせているのが、有権者の票を金銭で得る「買収」である。

 先ごろ衆議院選挙が実施された日本では、現金や物品を提供して有権者に投票を依頼する行為は、公職選挙法第221条で有罪が確定すれば「3年以下の懲役若しくは禁固または50万円以下の罰金」に処せられることになっている。...

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