落合博満曰く「トライアウトは宝の山」 野球人生の崖っぷちから這い上がった奇跡の3選手
「24時間野球のことを考えます」
12月8日に12球団合同トライアウトが行われる。戦力外通告を受け、野球人生の“崖っぷち”に立たされた選手が、この「敗者復活戦」を経て、新天地で運命を切り拓き、もうひと花咲かせた例も少なくない。
移籍先の球団でレギュラー獲りをはたしたばかりでなく、後には選手会長にもなったのが、森岡良介である。明徳義塾高時代の2002年夏の甲子園で、3番ショートとして同校初の全国制覇に貢献した森岡は、同年のドラフトで中日に1位指名され、背番号8をもらった。だが、“立浪2世”と期待された逸材も、在籍6年で出場39試合に終わり、08年オフに自由契約となった。...