【カムカムエヴリバディ】ヒロイン相手役「松村北斗」は醤油顔の好青年、実はジャニーズって知ってた?
俳優の登竜門に
NHKの朝ドラは女優もちろんのこと、いまや男優の登竜門とも言われている。ヒロインの相手役からブレイクするケースが増えているのだ。
例えば……。
高良健吾:「おひさま」(11年前期・井上真央)
綾野剛:「カーネーション」(11年後期・尾野真千子)
松坂桃李「梅ちゃん先生」(12年前期・堀北真希)
福士蒼汰:「あまちゃん」(13年前期・能年玲奈[現・のん])
東出昌大:「ごちそうさん」(13年前期・杏)
鈴木亮平:「花子とアン」(14年前期・吉高由里子)
山崎賢人:「まれ」(15年前期・土屋太鳳)
坂口健太郎:「とと姉ちゃん」(16年前期・高畑充希)、「おかえりモネ」(21年前期・清原果耶)
佐藤健:「半分、青い。」(18年前期・永野芽郁)
長谷川博己:「まんぷく」(18年後期・安藤サクラ)
吉沢亮:「なつぞら」(19年前期・広瀬すず)
松下洸平:「スカーレット」(19年後期・戸田恵梨香)
ジャニーズの変化
「長谷川は20年の大河『麒麟がくる』の主役、吉沢は現在放送中の大河『青天を衝け』で主演と、NHKは朝ドラで人気が出れば、すぐに大河に抜擢するようになりました」
ジャニーズも、朝ドラから大河を狙うつもりだろうか。
「大河には熱心です。『琉球の風』(93年)では東山紀之、『新選組!』(04年)の香取慎吾、『義経』(05年)の滝沢秀明、『軍師官兵衛』(14年)の岡田准一と5人も主役を取っていますし、23年の大河『どうする家康』の主演は松本潤ですから。とはいえ、いきなり大河狙いということではないでしょう」
ならば、朝ドラに熱心になったワケは?
「ジャニー喜多川さんが亡くなったことも大きいと思います。ジャニーさんの死後、それまで御法度だった配信も積極的に行うようになり、多メディア時代に参加するようになりました。加えて、嵐の活動休止、V6の解散、TOKIOは新会社……と新たなスターづくりに追われています。ところが、King & Prince、SixTONES、Snow Man、なにわ男子、美少年、ジャニーズWEST、HiHi Jets……とデビューさせていますが、多すぎて顔と名前を覚える暇もないほど。朝ドラにも積極的に出ていこうということでしょう」
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