安倍氏が首相経験者として初の台湾訪問を調整中 岸田首相・林新外相ら“親中”をけん制
ゴッドマザーも駆けつけた式典
安倍晋三元首相が、首相経験者として初めて台湾を訪問する計画が持ち上がっているという。安倍氏は超党派で作る親台議連「日華議員懇談会」の顧問を務めており、その動きは、中国との距離が近いとされる岸田文雄首相や林芳正外相へのけん制と指摘する声も少なくない。
安倍氏は産経新聞のインタビュー記事(7月29日付)で、2020年7月に逝去した李登輝元総統について「状況が許せばお墓参りをしたい」と語り、これに対して台湾側も手放しで歓迎していた。
また最近では、2年ぶりに開かれた中華民国建国記念日(10月10日)を祝う台北駐日経済文化代表処(=大使館)主催の式典に安倍氏は欠席したが、ゴッドマザーこと洋子さんが駆け付けている。...