「藤岡弘、」からスカウト…レポーター「阿部祐二」が長年ついていた“小さなウソ”が発覚

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 日本の芸能界のちょっとしたトリビアに「ニュースリポーターの阿部祐二(63)が業界に入ったきっかけは、俳優の藤岡弘、(75)からのスカウトだった」というものがある。阿部本人もたびたび披露しているこのエピソード、実は真っ赤なウソなんだとか。

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 リポーター歴およそ30年になる阿部は、現在も「スッキリ」(日本テレビ系)のレギュラーとして活動している。そんな彼が、もともと俳優だったということ自体、あまり知られていないかもしれない。

 早稲田大学政治経済学部在学中からモデルとして活動していた阿部は、1983年のTBSドラマ「婦警さんは魔女」の刑事役で俳優デビューを果たした。当時の芸名は「伊達勇二」。その後、83年の「悲恋」(テレビ朝日系)で八代亜紀の恋人役を演じたり、ドラマシリーズの「特捜最前線」(TBS系)に85年から出演した。

 その後に「本当にやりたかったこと」だと気づきリポーターに転身したそうだが、モデルから俳優への転身のきっかけとして、阿部本人がしばしばテレビなどで語っていたのが、冒頭で触れた藤岡とのエピソードだ。

「4、5年前ですかね。たまたまテレビを観ていたら阿部さんがバラエティ番組に出演されていて。『高田馬場のトレーニングセンターで藤岡さんにスカウトされた』とおっしゃっていたので、びっくりしましたよ」

 と明かすのは、御年68歳のOさんである。

「それ、藤岡さんではなくて実は私。高田馬場のBIGBOXという商業ビルの中に入っているジムで、阿部さんに声をかけたのは、私なんですよ……」

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