小指骨折でも先発投手に…ファンも驚いた「CS&プレーオフ」まさかの奇襲作戦
11月6日からセ・パ両リーグのクライマックス・シリーズ(CS)が開幕する。ファーストステージは最短2試合、ファイナルステージも最短3試合の短期決戦とあって、時には、あっと驚く奇襲が功を奏することもある。パ・リーグ2シーズン制時代のプレーオフも含めて、過去に本当にあった、まさかの“奇襲作戦”を紹介する。
プロ野球の長い歴史の中でも“一世一代”とも言うべき驚天動地の奇襲を仕掛けたのが、日本ハム・大沢啓二監督である。1982年10月9日、西武とのプレーオフ第1戦、「日本ハムファイターズの先発、工藤幹夫!」のアナウンスに、スタンドは「エエッ!」と驚き、騒然となった。...