「新庄剛志監督」誕生に賛否両論 スポーツ紙記者は「日ハムにとっては当然の人事でしょう」

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 10月29日、北海道日本ハムファイターズは公式Twitterを更新。《新庄剛志氏(49)の次期監督就任が決まりましたので、お知らせいたします》と発表した。

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 新庄氏も同日、自身のTwitterで《監督に就任する事が決まりました》と発表した。関係者が言う。

「ちょっと驚かされたのが、新庄さんが就任受諾のツイートで《プロ野球の存在意義》を語ったことです。引用すると《そこの街に住む人達の暮らしが少しだけ彩られたり、単調な生活を少しだけ豊かにする事》とあります。地元密着型の日ハムならではの意気込みということなのでしょう」

 Twitterには、《楽しみ》《期待しています》《プロ野球が盛り上がりそう》という歓迎の声が相次いで投稿され、お祭りムード一色となった。

 だが、ロマンを語って勝てるほど、プロ野球は甘い世界ではない。冷静で客観的な野球ファンのツイートも、1つご紹介しておこう。

《どれだけスタッフを集められるか。球界を離れていたし、コーチ経験も少ない。チーム運営するノウハウもあるか。心配》

 その一方で、必要以上に新庄氏を低く評価したとして、一部のファンから反感を買った報道もあった。週刊女性PRIMEは29日、「新庄剛志、日本ハムの監督就任も『いるだけでいい』球団が抱える深刻なウラ事情」という記事を配信した。

監督とGMの天秤

「週刊女性PRIMEの記事では《指導者経験ゼロの“素人”にチームを率いることなど可能なのか》と疑問を投げかけ、球団関係者が《正直、球団が新庄に采配や手腕を期待しているかどうかは……、ちょっと疑問ですね》と打ち明けています。つまり新庄さんは客寄せパンダであり、勝ち負けは二の次というわけでしょう。Twitterでは《この記事に同意》、《かなり失礼な記事》と、賛否両論となっています」(同・関係者)

 では、スポーツ紙の記者は、今回の発表をどう受け止めたのだろうか。取材を依頼した。

「もともと私は、新庄さんがGMに就任したら面白いと思っていました。新庄さんと言えば、何よりも人柄の良さに尽きます。裏表のない真っ正直な性格で、悪く言う人はまずいないでしょう。そしてGMと言えば人脈です。新庄さんならスカウトやトレード交渉に期待が持てます。選手の心を掴めばマネジメントも上手くはずです。更に一種の“営業マン”として、北海道の野球ファンや企業関係者とも良好な関係が築けるのではないかと考えていました。観客動員や広告収入の増加が見込めます」

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