セ・リーグの「新人王争い」空前の大豊作で混戦 本命に浮上した栗林、猛追する選手は?

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 今季は新人が空前の大豊作。特にセ・リーグの新人王レースは大混戦である。

 投票権を持つ各紙記者に候補選手を聞いてみた。

「前半戦は、阪神・佐藤輝明の独擅場でしたが……」

 と語るのは、大手紙デスク。清原和博の新人本塁打記録31本を更新する勢いだった佐藤だが、夏を過ぎると急失速。10月24日に2カ月ぶりに本塁打を放つも、

「これで通算24号。2軍落ちもあり、印象が悪い」(同)

 代わって本命に浮上したのが、広島の新守護神、栗林良吏である。...

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